先生が温かく、その包容力に助けられた
(事務局)
先生についての印象はいかがですか?
(M様)
本当に先生が、温かいんです。
朝、センターに子供を連れていって私と離れる時に、「行きたくない」と言って泣いたこともありました。
そんな時に Miss. Gale(先生)が、「Good Morning!」って言って抱きかかえてくれた時に、子供が泣き止んだんです。
その包容力には、本当に何回も救われました。
自分の中で「できた」という、達成感を得られた
最終日にMiss. Kasumi(先生)から、息子が、「Monkey bar(遊具・うんてい)に、ずっと挑戦していて、昨日やっとできるようになったのよ!Mommy ビデオの準備は良い?」と言われたんです。
そこでみんなが見てる前で、私はムービーを撮りながら見ていました。
息子がみんなの前で、Monkey barをやってみせて、それを先生や子供たちがみんなで励ましてくれて、できた時に「Well done!!」「High five!」って言ってくれたんです。
それを目にした時に、こうして異国の地でできなかったことができるようになったことが嬉しかったし、そして、息子がチャレンジしている姿を見守ってくれていた先生の温かさが嬉しかったんです。
その経験は私にとっても、子供にとっても大きな財産になりました。
遊びの一環ですけど、自分の中で「できた」って思う、達成感を得られるのはすごいことだなと思います。
言葉もだいぶ喋れるようになりましたしね。
お友達の名前が覚えられるようになって、今日お友達が何人できたんだよって、一緒に遊んだんだよっていうのを聞いていたら、かなり意思疎通ができるようになったんだなと感じました。
子供にとって心地良い、”Noと言わずに見守る”というスタイル
(事務局)
日本の幼稚園との違いについて感じることは?
(M様)
Kindy の先生たちは、本当に優しいです。
日本(の幼稚園の先生)ほど手を貸さずに、見守ってくれているというのを感じますね。
もちろん危ないないことをしている時には、ダメだよって言うんでしょうけど。
子供にとっては、(あまり手を貸さずに見守っていることが)心地良いんでしょうね。
オーストラリアに来て私が感じたのは、子どもがまだ小さいですが、(先生たちが)あまりNOを言わずに、子供の自主性を重んじてやらせる、ということでした。
(事務局)
印象に残っていることは?
(M様)
サッカーやダンスのレッスンにも参加できたのはすごく良かったです。
英語でそういうことを教わる機会って、なかなかないので。
今回で4回目(マレーシア1回・オーストラリア3回)の短期留学なので、息子は、英語も文章でかなり喋れるようになりましたね。
普段、英語教室に通わせていますが、発音もだいぶ良くなりました。
ヒアリングについても、かなり上達したと思います。
こちらでは、聞いた言葉をそのまま真似するので、発音が良くなるんでしょうね。
(事務局)
子供の変化について気づいたことは?
(M様)
息子は、誰にでもフレンドリーで、男の子でも女の子でも、そして人種が違っても、分け隔てなく、自分からどんどん話しかけられたり、初めてのところでも、場所見知りをしないんです。
異国の地で、いろんな経験をしたからだと思います。
「またオーストラリアに来たい」って、さっきも言っていましたね。(笑)