※9月21日更新【オーストラリア】新型コロナウイルス感染症の現状について

※9月21日更新

(参照:Australian Government – Department of Health )

 

現在オーストラリアでは、2020年3月に政府より発令された規制により、オーストラリア人及び永住者とその近親者(配偶者、未成年扶養家族、法的保護者のみ)を除く全ての方々が入国できない状況が続いています。

 

また、オーストラリアに到着するすべての渡航者に、到着港・到着空港の所在地にある指定施設での 14 日間の強制的な自己隔離が義務付けられています。

 

これらは一般旅行や留学等の目的を含むすべての人々が原則として対象であり、少なくても今年のクリスマスの時期まではこの状況が続くとされています。

 

上記画像の日別の感染者数の推移をご覧頂くと、新型コロナウイルスへの感染者数は8月上旬の第二波によるピークを超えてから、日々逓減を続けている状況です。

 

一時期にはメルボルンを含むビクトリア州において急激な感染拡大が見られた影響もあり、クィーンズランド州は隣接するニューサーウスウェールズ州などとの州境を原則封鎖するなど、新たな感染拡大を防ぐための早期対策が行われており、現在も続いている状況です。

 

日々の感染者数の推移などをもとに、これらの規制緩和に向けた段階的なステップが踏まれる予定になっておりますが、9月21日の本日時点では具体的なスケジュールに関する政府からのアナウンスはまだない状況です。

 

オーストラリア国内での生活においては、都市によるマスク着用率の違いや飲食店における人数制限などのルールはあるものの、ほぼ通常通りの暮らしが戻ってきていると言えます。

 

尚、日本とオーストラリアを結ぶ各航空会社による運行状況は次の通りです。

 

日本航空(JAL)

■ シドニー・羽田線
シドニー発 10/2(金)-10/31(土) 週2便運航
羽田発 10/1(木)-10/31(土) 週2便運航
※その後の運行予定については未発表

■ シドニー・成田線
10/1(木)-10/31(土) 運休
※その後の運行予定については未発表

■ メルボルン・成田線
10/31(土)成田発、11/1(日)メルボルン発の便まで運休予定
※その後の運行予定については未発表

 

全日空(ANA)

■ シドニー・羽田線
シドニー発 10/2(金)-11/1(日) 週5便運航
羽田発 –10/31(土) 週3便運航
※その後の運行予定については未発表

■ パース・成田線
10/31(土)パース発の便まで運休予定
※その後の運行予定については未発表

 

カンタス航空
10月末まで全ての国際便を運休

 

ジェットスター航空
10月25日まで全ての国際便を運休

 

ヴァージン・オーストラリア航空
※任意管理手続きによる経営再建中

 

上記の情報は9月21日(月)時点の内容ですので、オーストラリアへのご旅行や親子留学をご検討のお客様は、日本の外務省及びオーストラリア政府による公式アナウンスついても併せてご確認をお願い致します。

(HelloKids事務局 Yuta)

 

 

【※下記の内容は6月15日時点の情報です】

感染状況について

(参照:Australian Government – Department of Health )

 

6月15現在、オーストラリア全土における日々の新規感染者数は0〜10人程で推移しており、かなり落ち着いている状況です。また、累計の検査実施数は180万人以上にも及び、陽性率は0.4%となっています。

感染要因の約6割が海外からの流入によるものと見られてあり、早期からの入国者への水際対策を行なったこともあり、それらの成果が現状の数字に現れていると言えそうです。

依然として予断は許さない状況ではありますが、医療現場の状況や社会的な世論も考慮しつつ、今後はいかに経済を立て直していくかという視点で政治的な判断が順次なされていくものと思われます。

これらの取り組みについて、オーストラリアのスピード感は非常に早いので、今後の動向に引き続き注目をしていきます。

 

経済及び現地の状況について

既に多くの学校や大学などでもキャンパスでの授業を再開しており、飲食店やショッピングモールなどにも徐々に活気が戻ってきています。

州によっても規制緩和の内容については違いがありますが、グローバルスカイ・エデュケーション・グループが運営するアーリーラーニングセンターの多くが位置するクィーンズランド州では、来月の7月10日より隣接する州とのボーダーを再びオープンにすることが決まりました。

これにより広範囲での人々の移動が可能になり、国内の観光業や宿泊業などへもプラスの効果が期待されます。

また、同じく7月10日からは公の場所での100人までの集会も可能となり、スタジアムの一部を用いた各種スポーツイベントや音楽イベントなどの再開も予定されています。

街中の様子としては、マスクをしている人はほぼおらず、買い物などをしていても多くの人とすれ違う状況です。ただし、人々のコロナウイルスへの意識は依然として高く、店舗に入る時は消毒液で手指をケアしたり、使用されたスーパーマーケットのショッピングカートは従業員がつど消毒をする、飲食店への入店時には連絡先を記載させるノートが置かれるなど、国や州のルールに加えて、企業や自治体、個人レベルでの自主的な感染対策が施されている状況です。

 

渡航規制について

日豪両政府において、特段の事情がない限り互いの国への入国は依然として制限されています。

また、6月15日現在、海外渡航を目的とする国際線の運行についても非常に限定的な状況が続いています。

 

日本航空(JAL)
8月1日までシドニー・羽田線、メルボルン・成田線を運休

全日空(ANA)
8月1日までシドニー・羽田線は週3便(月・木・土)の運行を継続
7月31日までパース・成田線を運休

カンタス航空
7月末まで全ての国際便を運休

ジェットスター航空
7月末まで全ての国際便を運休

ヴァージン・オーストラリア航空(任意管理手続きによる経営再建中)
8月9日までのブリスベン・羽田線の予約を停止

 

また、日本の外務省からの通達によると、オーストラリアを含む海外地域への渡航者は、特段の事情がある場合においても、日本への再入国時には14日間の隔離措置とPCR検査の実施対象となります。

今後もこういった状況や規制は順次変化していくものと思われますので、弊社としても現地から状況を随時お伝えさせて頂きます。

また、海外渡航および親子留学をご検討のお客様は、併せて政府や省庁からの公式なアナウンスをご参考にして頂けたらと思います。

(HelloKids事務局 Yuta)