【2025年度版】オーストラリア生活のためのビザ情報

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オーストラリアの中でも日本人に大人気のクイーンズランド州は、フレンドリーなコミュニティや質の高い教育をはじめ、美しいビーチ、そしてリラックスしたライフスタイルが魅力で、多くのツーリストが訪れています。今回は、オーストラリアで中長期の滞在を検討される方に役立つビザの基本情報をご紹介します。

クイーンズランド州を選ぶ理由

オーストラリアの東海岸に位置するクイーンズランド州は、一年を通じて温暖な気候が特徴で、「サンシャイン・ステート」として知られています。ブリスベンやゴールドコーストなどの都市では、活気あるカルチャーシーンを楽しむことができ、観光、ヘルスケア、テクノロジー業界での豊富な仕事の機会や有名大学への進学の道も広がっています。

また、日系スーパーやレストラン、コミュニティイベントなども豊富で、日本からの移住者にとっても暮らしやすい環境が整っています。さらに、日本との直行便が多く、家族や友人の訪問の際にも便利です。

一般的なビザの選択肢

目的や状況にもよりますが、一般的に以下のビザが日本人に人気です。

  1. 学生ビザ(サブクラス500)
    オーストラリアの学校、大学、専門学校などに通う場合、最大5年間滞在が可能です。費用は約1,600豪ドルからで、勉強しながら一定時間働くことも許可されています。また、扶養家族(子供)も地元の学校に通学できます。ただし、2025年1月1日以降、オーストラリア国内で申請する場合は登録確認書(COE)が必要です。
  2. ワーキングホリデービザ(サブクラス417)
    18歳から30歳までの方が対象で、最長12ヶ月間オーストラリアに滞在できます。一つの雇用主の下では最長6ヶ月働け、4ヶ月までの就学も可能です。旅行や英語学習、オーストラリア生活体験を目的として、多くの日本人が利用しています。
  3. 技能指名ビザ(サブクラス190)
    現地で不足している特定の技能を持つ人を対象に、永住権への道を提供します。州や準州からの推薦が必要で、関連する職業資格とポイント制をクリアすることが条件です。費用は約4,770豪ドルからです。
  4. 雇用者後援ビザ(サブクラス482186
    雇用主からのジョブオファーを得て取得可能なビザです。一時滞在用のビザ(482)から、永住権(186)に移行することも可能です。
  5. 起業家ストリーム(サブクラス188)
    革新的なビジネスアイデアを持つ起業家向けのビザです。州や準州からの推薦が必要で、最大5年間家族とともに滞在可能です。申請には約6,570豪ドル、一定の英語力、具体的なビジネスプランなどが求められます。

クイーンズランド生活への準備

具体的な行動を起こす前に、まずはビザの要件をよく確認しましょう。政府の公式サイトや、日本語が通じる専門エージェントへの相談もおすすめです。例えば、Jumpei Morita’s Global Hub Immigration ServicesSOL Edu & Immigration などがあります。

また、英語力はビザの申請時や日常生活にも必要不可欠です。IELTSなどのテスト準備や語学コースへの参加が役立つことでしょう。

まずはオーストラリアに実際に滞在してみたいという方には、ワーキングホリデービザがおすすめです。現地に到着後は、地元のクラブやコミュニティイベントなどに参加することで、英語の上達だけでなく、ローカルな友人や繋がりを作ることもできるでしょう。

まとめ

オーストラリアへの移住を実現すれば、これまでの人生とは大きく異なる、新たな道が拓けることでしょう。ビザ取得のプロセスは大変かもしれませんが、オンラインで得られる情報やサポート機関も多数あります。その他の現地情報は、以下の記事もぜひご覧ください。(Hello Kids 事務局)

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