オーストラリアで人気の観光地をご紹介!

グレートバリアリーフやウルルなどのユニークな自然遺産、誰もが一度は目にしたことがあるシドニーオペラハウスなどの象徴的なランドマーク、メルボルンの隠れた路地裏や博物館など、オーストラリアは日本人ツーリストにとって人気のディスティネーションのひとつです。

2019年、オーストラリアで日本人観光客が最も多く訪れたのはシドニーが最も多い43%、次いでクイーンズランドエリアが25%、メルボルンが20%となっています。

今回はダウン・アンダー(南半球)へのご旅行や留学を計画されている方に向けて、オーストラリアで人気のエリアや関連情報をご紹介致します。

 
 
   

シドニーオペラハウスとハーバーブリッジ

世界的に有名なシドニーオペラハウスとシドニーハーバーブリッジは、港町の象徴として、多くの観光客を魅了しています。 「20世紀の建築の傑作」と評されるシドニーオペラハウスは、その設計レベルの高さと特有の建設方法が評価され、2007年にユネスコ世界遺産に登録されました。

同様に、シドニーハーバーブリッジは、世界で最も大きなアーチ型鉄橋であり、世界で最もよく知られたランドマークの一つです。

オーストラリア最大の都市シドニーには、他にもタロンガ動物園や有名なボンダイビーチ、国立公園、博物館、美術館など、様々な観光名所があります。

歴史を振り返ると、シドニーには、少なくとも5万年前から先住民族アボリジニが居住していたとされています。 1770年、イギリスのHMSエンデバー号がボタニー湾に停泊し、1788年にイギリス人の入植が開始され、この地がオーストラリアで最も古いヨーロッパ人の入植地になりました。 
 
 

グレートバリアリーフのあるクイーンズランド州北部エリア

宇宙からもその青さが見えると言われる世界遺産のグレートバリアリーフは、世界最大規模を誇るサンゴ礁の生態系エリアです。

クイーンズランド州北部のヨーク岬から南部のバンダバーグまで広がるこの広大なリーフには、約3,000 種以上のサンゴ礁や1,600種の魚類、900の島が点在しています。

また、このエリアには世界有数のダイビングスポットやシュノーケルスポット、手つかずの熱帯雨林が広がる国立公園、真っ白なビーチを誇るリゾート地など、観光客にとって魅力的なスポットが数多くあります。
 
 

ゴールドコーストのビーチとテーマパーク

Global Sky Educationが運営するチャイルドケアセンターの多くが位置するゴールドコーストには、世界有数のサーフィンスポットや太古からの自然が残る熱帯雨林、スリル満点のテーマパークなど、様々な見どころがあります。

ビーチがお好きな方なら、ぜひカヤックやパドルボード、ジェットスキー、サーフィンなどの人気のアクティビティに挑戦してみてはいかがでしょうか?

また、スプリングブルック(Springbrook)、ラミントン(Lamington)、メイン・レンジ(Main Range)などのヒンターランドエリアにある豊かな熱帯雨林や、カランビン野生動物保護区(Currumbin Wildlife Sanctuary)でオーストラリア特有の動物と触れ合うこともできます。

お子様連れの方は、壮大なショーやエキサイティングなアトラクションなど、ゴールドコーストの世界的なテーマパークをお見逃しなく。もちろん、大人向けにはナイトライフショッピングも充実しているので、時間を持て余すことはないでしょう。    
 
 

メルボルンエリア、歴史巡りとスポーツ

オーストラリア第2の都市であるメルボルンには、これまたオーストラリア固有の植物で溢れる庭園や気持ちの良い公園、歴史的建造物などが多く立ち並ぶだけでなく、ワールドクラスのレストランや各シーズンに行われるフェスティバル、博物館、そしてスポーツイベントなども大変人気です。

南部の中心地エリアには、歴史的なアーケードや裏通りが多く、高級レストランやシックなカフェ、隠れ家的なバーなどがあり、観光客のメッカとなっています。

メルボルン・クリケット・グラウンド、ドックランズ・スタジアム、AAMI パークではサッカーやラグビーなどのゲームが頻繁に開催されており、メルボルン・パークでは毎年テニスの全豪オープンが開催されるなど、スポーツファンの方にもお楽しみ頂けます。

もともとメルボルンは1835年にヤラ川のほとりに誕生したエリアでしたが、1850年代にビクトリア州でゴールドが発見されて以降、急速に発展を遂げ、世界で最も豊かな都市のひとつになりました。
 
 

南オーストラリア州のワイナリー

南オーストラリア州には、国際的に評価の高いバロッサ(Barossa)をはじめ、マクラーレン・ヴェール(McLaren Vale)、クレアバレー(Clare Valley)、クナワラ (Coonawarra)、アデレード・ヒルズ(Adelaide Hills)など、世界有数のワイナリーが18ヶ所もあります。

これら最高級のワインたはもちろん、5つ星の宿泊施設や豪華な食事も、首都アデレードから車で行ける距離で楽しむことができます。

また、カンガルー島では、ユニークな野生動物や息を呑むような美しい景色を見ることができ、海外だけでなく国内からの観光客にも人気のスポットです。

南オーストラリアは、1836年にヨーロッパ人が入植し、小⻨、羊毛、穀物が初期の植⺠地の主要な輸出品目のエリアとして知られています。
 
 

ノーザンテリトリー:カカドゥとウルル

オーストラリアの国土の約6分の1を占めるノーザンテリトリーは、北はアーネムランドやカカドゥ、南はウルルなど、ユニークな自然を有する地域です。

世界遺産に登録されたカカドゥ国立公園は、スイスのほぼ半分にあたる約2万平方キロメートルの広さてを誇ります。オーストラリア北部の大自然の中で、古代から残るロックアー トや壮大な熱帯雨林などを楽しむことができます。

ウルルは、まさに世界の大自然の驚異のひとつです。高さ348メートルのウルルは、まるで周囲の景色を見下ろすようにそびえ立ち、約5億5千万年前に形成されたとされています。この砂岩の地層は「レッド・センター」の中心と言われており、オーストラリアで最も有名なランドマークのひとつです。

 
 

⻄オーストラリア州

オーストラリア最大の州である⻄オーストラリア州は、国土の約3分の1を占め、古代のアボリジニ遺跡から世界有数のワイナリー、澄み切ったブルーの海まで、あらゆるアクティビティを楽しむことができます。
パースでスポーツイベントを堪能したり、キンバリーでの自然の歴史を感じさせる景色巡り、マーガレット・リ バーのワイナリーロットネスト島のユニークな野生動物など、オーストラリア⻄部にあるこのエリアは、ご家族連れでも全員が満足できるディスティネーションと言えます。

⻄オーストラリア州は南オーストラリア州と同様に1826年にアルバニー港からヨーロッパ人の入植が始まりました。ただし歴史上、記録に残る最初の外国人の上陸は、1616年にオランダの東インド会社の船⻑によるものとされています。
 
 

タスマニア州
オーストラリア最南端のタスマニア州は、独特の魅力を放つカルチャーをはじめ、世界に誇る食とワイン、そして新興のウイスキー・シーンなどが人気です。

ホバートのユニークなモナ博物館、完璧な曲線を描くワイングラス・ベイ、有名なクレイドル・マウンテンや歴史的な囚人居住地ポート・アーサーなど、この島にはオーストラリア本土とは異なる体験を求める旅行者を魅了するものがたくさんあり ます。

タスマニアはもともと1642 年にヨーロッパの探検家アベル・タスマンによって初めて発見されましたか。その後、1803年にイギリス人受刑者の流刑地として活用された経緯があります。

さて、広大な国土を誇るオーストラリアには、行き先を迷うほどたくさんの魅力的な観光地やアクティビティがあります。コロナ明けのはじめの海外の目的地として、ぜひご検討されてみてはいかがでしょうか。(HelloKids事務局)