ブリスベン＆ゴールドコーストの交通情報

ブリスベンやゴールドコーストの街は、公共の交通手段が非常に充実しています。ツーリストの方も、新しくオーストラリアに住み始めた方も、ぜひ参考にご覧ください。

ブリスベンとゴールドコーストの公共交通機関

ブリスベンやゴールドコーストでは、「Translink」が運営する公共交通網が整備されており、バス・電車・フェリー・トラムがポピュラーです。通勤にも観光にも便利なこちらは、なんと50セントで利用可能です。

一律 0.50ドル運賃

2024年以降、クイーンズランド州全域で、公共交通機関の運賃が一律50セントに設定されました。移動距離に関係なく、以下の交通機関は1回50セントで利用できます：

– クイーンズランド鉄道の City Train サービス
– トランスリンクのバス
– ブリスベン川フェリー（City Cat・Kitty Cat）
– サザンモートンベイ島フェリー
– ゴールドコーストのトラム（G:link）

※ブリスベン空港と市内を結ぶ「Airtrain」は民間運営のため別料金（大人片道最大25ドル、子ども1ドル）です。

公共交通機関の支払い方法

車内では現金が使えないので注意が必要です。

支払いは下記のいずれかの方法をご利用ください。

Go Card：専用カードを購入し、乗降時に端末へタップ。空港駅やコンビニ（7-Elevenなど）で購入可能。
タッチ決済可能なクレジットカードやスマートフォン：すべての交通機関で利用可能。
紙のチケット：一部の駅にある券売機で購入できます。

ルートや時刻表

Translink公式サイトや「MyTranslink」アプリを使えば、時刻表やルート検索が可能です。

Eバイク・Eスクーター・サイクリング

LimeやNeuronといった会社が運営するレンタルEバイクやEスクーターが、ブリスベンとゴールドコースト全域に設置されています。専用アプリを使って登録→利用可能な車体を周辺検索→スキャンしてロック解除、という流れで、簡単にご利用いただけます。尚、乗車に際してはヘルメット着用が義務付けられているのでご注意ください。

グリーンブリッジ（歩行者・自転車専用橋）

Goodwill Bridge：サウスバンクとシティ植物園を接続する橋
Kurilpa Bridge：ローマストリート付近と南ブリスベンを結ぶ
Kangaroo Point Green Bridge：2024年開通。カンガルーポイントとシティを直結

クイーンズランド州で運転するには

運転免許に関するルールは以下の通りです。

■ 観光など短期滞在の方：
有効な日本の運転免許証に加えて、日本で発行された国際運転免許証または英訳を携帯すれば運転可能です。

■ 長期滞在の方：
到着から3ヶ月以内に、TMR（交通局）でクイーンズランド州の運転免許へ切り替えが必要です。日本の免許は、実技試験なしで書類提出のみで切替可能です。

参考サイト）運転免許・ルール

交通ルールと注意点

オーストラリアは日本と同じ左側通行です。居住エリアでは時速50km、主要道路では60〜70km、高速道路は最大110kmです。学校周辺では登下校時間帯に40km制限となり、スピードカメラによる取り締まりもあります。シートベルト着用は全員必須。飲酒運転にも厳しい規制があります。

有料道路と駐車場

有料道路：Go-Between Bridge、Clem7、AirportLink、Legacy Wayトンネルなどがあり、料金所はなくオンライン決済が必要です（Linkt　アカウントの作成または都度支払い）。レンタカーの場合、自動で請求されることがありますが、追加手数料がかかる場合もあります。

駐車場：ビーチや観光地周辺では駐車スペースが限られており、有料や時間制限のある場所が多いです。特に Surfers Paradise や Broadbeach 周辺は標識を確認して罰金に注意しましょう。

レンタカーと給油

Avis、Budget、Hertz、Europcar など主要レンタカー会社が空港や市内で営業しています。車を借りる際は、運転免許証、国際免許証、クレジットカードを持参しましょう。事故対応に備えた保険の加入も検討をおすすめします。

ブリスベンやゴールドコーストでは、このような基本情報を理解しておけば移動もスムーズで快適です。

この他にも現地生活の疑問や不安な点は、お気軽にHello Kidsまでご相談ください。

（Hello Kids 事務局）