子供たちも大好き!オーストラリアの動物たち

オーストラリアでは、7月1日を目処にスポーツやエンターテイメント、美術館などの各種施設やアクティビティも営業を再開し始めました。国内では多くの州を跨いだ移動も可能になり、久しぶりの遠出を楽しむ人々も増えてきています。 ビーチでのピクニックや深い森を散策するハイキング、川や湖で楽しむカヤックなど、年齢層を問わずに国内外のツーリストを魅了する様々な魅力に溢れるここオーストラリアですが、その中でも子供たちにオーストラリアが人気の理由の一つに、「大自然や動物との近さ」が挙げられます。     特にクィーンズランド州においては、ブリスベンやゴールドコーストといった都市部にいながらも、このような自然の風景や野生動物との触れ合いを楽しむことができます。 HelloKidsを運営するセンターの多くが位置するここゴールドコーストでは、週末になると周辺のエリアから車を走らせて多くのファミリーがやってきます。 特に人気が高いのは、コアラと一緒に写真が撮れるCurrumbin Wildlife Sanctuary。       ちなみにコアラを抱いた時には、ユーカリのいい匂いがするんです。 その他にも人気の動物たちはこちら。       日本の動物園とは異なり、もともとある自然環境を活かした空間での動物たちとの出会い。 それは、私たちが自然や動物たちと共にこの地球に住んでいることを思い出せてくれる、貴重な体験になることと思います。(HelloKids事務局 Yuta)     […]

コロナ禍におけるオーストラリアの家庭生活について

日本やオーストラリア、そして世界中の子供たちは、世界的な新型コロナウイルス感染症によるパンデミックのために、旅行や外出も制限され、安心して学校にも行けない状況を余儀なくされています。 祖父母は孫に会うこともできず、子供たちは学校で友達と遊ぶことも満足にできませんでした。また、あらゆるスポーツイベントやフェスティバルは中止、映画館は閉鎖され、レストランや多くのショップも営業停止となったところが少なくありません。 7月1日の現時点で規制は徐々に緩和され、6月中には学校もほぼ再開されていますが、今後、ウイルス流行の第二波が来るのではないかという懸念から、以前のような日常生活へ完全に戻るまでにはまだまだ時間を要することが予測されています。 グローバルスカイ・エデュケーション・グループが運営するアーリーラーニングセンターの多くが位置するクィーンズランド州は、7月10日から隣接する州とのボーダーを再びオープンにすることを宣言していますが、再び感染者数が増えている南部のビクトリア州からの訪問者はこの方針から除外されています。 また、オーストラリア人は免除を受けない限り海外への渡航は引き続き禁止されており、市民、永住者、家族以外の海外からの訪問者には依然として国境が閉鎖されたままの状況になっています。 日本ではフェイスマスクの着用は日常生活の一部となっていますが、ここオーストラリアでは実際のところあまり見かけることは多くありません。 しかし、市民に他者から1.5メートルの距離を保つことや定期的な手洗い、症状を自覚したら速やかに検査を受けることなど、”Social Distance”を保つことが人々には求められています。 幸いオーストラリアでは多くの国に比べてコロナウイルス による感染者の症例数が少ないのが現状です。 6月30日現在、Department of Healthが報告した患者数は7,834人、死亡者数104人、その多くは70歳以上の高齢者です。 オーストラリア国内における感染状況は徐々に落ち着いてきているとはいえ、依然として不安は残っており、子どもたちはメディアで日々流れるニュースに不安を感じているようです。   子供たちとの会話の大切さ 米国疾病対策予防センターは、多くの子どもたちが自分や家族、友人がコロナウイルスに感染してしまうのではないかと不安を感じている現状を危惧しています。 子供たちの親や周囲にいる大人たちは、彼らのメンタル的な不安や心配を軽減するためにも、下記のようなアクションをとることができます。 * 冷静であること – 子どもたちは親の言うことや言い方に反応するので、子どもたちに話しかけるときにはなるべく冷静さを保つことが大切です。 […]

オーストラリアの子供たちの英語勉強法、「フォニックス」とは?

海外への旅行や留学などが難しい今の状況、 それでも将来を見据えた子供たちへの英語学習の機会は確保したいものです。 特に子供たちの脳の発達段階において大切な幼児期の英語学習体験は、大人になってからそのスキルレベルに差が付く要因のひとつです。 では日本にいながらも、ネイティブのような綺麗な発音や実践的なリスニングスキルを身につけるには、どのようにしたら良いのでしょうか? 今回は、実際にオーストラリアの幼児期の子供たちが取り入れている英語学習法、「フォニックス」についてご紹介していきたいと思います。   「フォニックス」とは? フォニックスとは、テキストと実際の発音との間に一定の規則性を設けることで、単語や文章を読んだ際にその発音をしやすくさせるために考えられた学習法のひとつです。 最近では日本でもインターナショナルスクールやプリスクールなどを中心に、このフォニックスが取り入れられているので、ご存知の方も多いかと思います。 欧米圏はもとより、ここオーストラリアにおいてもこのフォニックスによる英語学習は様々な教育シーンで活用されています。     楽しく学べる、「Jolly Phonics(ジョリー・フォニックス)」 実はフォニックスにも、様々な種類があります。 その中でもグローバルスカイ・エデュケーション・グループのアーリーラーニングセンターが導入している「Jolly Phonics (ジョリー・フォニックス)」は、子供たちが楽しみながら学べるように考案されたアプローチです。 このアプローチにおいては、シンセティック・フォニックスと呼ばれる、初めに文字の音を理解し、次に音を混ぜた単語の発音を理解する方法を用いることで、英語の読み書きスキルを向上させることができるのです。 また、文字の音は全部で7つのグループ・42種類に分類されており、それぞれの音と共に子供たちのやる気を引き出すようなアクションが組み合わされていて、子供たちが飽きずに好奇心を持って自ら学習を進めていけるように設計がされています。 子供たちが文字の音を習う際には、早期から単語の組み立てができるように、アルファベット順ではなく、ある一定の順番で学習をしていきます。   […]

【オーストラリアの現在の状況について】新型コロナウイルス感染症

日本はGWの最終日ですね。   みなさまいかがお過ごしでしょうか? 続いている自粛勧告により、例年のように外出や旅行などに行けずにご自宅でお過ごしの方が多いかと思います。   ここオーストラリアの現状をお伝えしますと、5月6日現在では全体で6,849名の感染者の方がいらっしゃる状況です。 これはこれまでに実施された累計約66万件の検査数に対して約1.0%の陽性率ということになります。   参照) Australian Government – Department of Health   ここ数日間の新規感染者数は約10名〜20名の間で推移をしており、特にクィーンズランド州においては新規感染者数ゼロの日も出てきています。これらの状況を考慮して、不要不急の外出は控えつつも家から50km以内への外出も認められるようになりました。   現地の幼稚園や学校においては、政府による方針の下で安全と判断され、以前より運営が継続されています。ただし、各家庭における判断により、子どもを学校に預けずに家庭内で教育を行うという判断をすることも尊重されています。   参照) The Gardian.com   […]

今だから、できること。

昨日、政府より緊急事態宣言が出され、一層の外出自粛を余儀なくされる期間が今後も当面続くものと思います。   自由に外出やご旅行などが出来ずにストレスも溜まりがちな状況ではありますが、私たちが親子留学プログラムを提供しているここオーストラリアから、いずれ来るその日に向けてこちらの見所や人気のスポット紹介などは続けていきたいと思います。   非日常の風景をお届けすることで、ご覧頂いた方や、今後の親子留学をご検討の方々へ、少しでも心休まる一時や参考になる情報などをご提供できればと考えております。   さて今回は、ゴールドコーストで開催されている家族全員が楽しめるイベントやフェスティバルについてご紹介をさせて頂きます!   アートや映画、スポーツまで、オーストラリアへの親子留学でのご滞在中には、子供たちと一緒に楽しむことができるイベントがたくさんあります。   (※ご注意下さい:新型コロナウイルス感染症の蔓延防止のため、2020年4月時点で多くのイベントやアトラクションは一時中止となっています。今後ご利用をご検討の方は事前にご確認下さいますようお願い致します。)   おすすめのテーマパークやアトラクション ゴールドコーストを訪れるなら、少なくても一度は人気の五大テーマパークを訪れることをおすすめします。 ハリウッドファンの方ならおすすめは南半球最大のワーナー・ブラザースの展示があるワーナー・ブラザース・ムービー・ワールド、スリリングなアトラクションを楽しみたい方には、オーストラリア最大のテーマパークであるドリームワールドとホワイトウォーター・ワールドが人気です。 オーストラリアのトップ・ウォーター・パーク、ウェット・アンド・ワイルド(Wet ‘n’ Wild)には、様々な年代の方が楽しめるウォーター・スライドがあります。 シー・ワールド(Sea World)では、「シー・ワールド・カーニバル(Sea World Carnivale)」などのイベントが開催され、光、色、火の海のスペクタクルを楽しむことができます。 […]

おうちで学べる、おすすめの英語学習アプリをご紹介!

世界的に新型コロナウイルス感染症(COVID-19) の影響で、海外への渡航は疎か、普段の外出にすら不安を感じる場面が増えてきました。   とはいえ、貴重な子供たちの時間を最大限に有効活用するためにはどうすれば良いのか。 そこで今回は、「おうちで学べる英語学習用のアプリ」をご紹介していきたいと思います。   Pinkfong ABCフォニックス   子供たちが喜びそうな可愛くて綺麗なアニメーションで、歌やゲームで遊びながら英語の発音や単語学習ができる優れものアプリ。iOSとAndroid端末の両方に対応しています。   特 徴 ・フォニックス童謡アニメーションを26話収録 ・アルファベットをなぞり書きしながら練習できる ・かわいいアルファベットのフレームと一緒に写真を撮れる ・100以上のアルファベットフラッシュカード付属   Pinkfong ABCフォニックス 料 金 […]

Brisbaneで子供たちにも人気の6スポットをご紹介!

  意外と旅行者には知られていませんが、Brisbaneはオーストラリアの中でもファミリーで過ごすには最適な都市のひとつです。今回はその中でも子供たちに大人気の6スポットをご紹介致します。中には無料で楽しめる場所もありますので、ぜひチェックしてみてください!   South Bank Parklands South Bankはブリスベンの文化的な中心地。South Bank Parklandsには様々なアトラクションがありますが、中でも特に夏の時期に人気なのはAauatic Parkです。都市部にありながらも水辺でのんびりとできるオススメの場所です。 約17ヘクタールという広大な緑地には、川沿いのプールやウォーキングトラック、そして子供たちのplaygroundまで、様々な種類の無料の施設が提供されています。 野外映画や子供たち向けのワークショップ、ランニングイベント、フード&ワインフェスティバルなど、いつも何かしらのアクティビティが開催されていて、とても活気があるエリアです。 また、ここに来たらブリスベンの街を一望できるWheel of Brisbaneも忘れてはいけません。South Bankの中心に位置しており、アクセスも簡単。フェンスで仕切られたゴンドラは空調も完備しているので、安心して子供たちと一緒に楽しむことができるでしょう。 さて、たくさん遊んでそろそろ何か食べたくなってきた、そんな時にもたくさんのおすすめのスポットがあります。隣接するLittle Stanley Streetには、30以上のカフェやバー、レストランが立ち並び、イタリアンや和食、メキシカンにベトナム料理など、様々なスタイルの食事を楽しむことができます。また、近隣のGrey StreetにあるSouth Bank […]

オーストラリアの幼児教育におけるテクノロジー活用の現状

近年では、幼児年代の教育ツールとしてタブレットやその他のデバイスが用いられるケースが増えてきています。 ただし、これらの使用に際してオーストラリアでは、教育者と保護者の双方による適切な管理を行うことが重要と考えられています。 では、この新しいテクノロジーやデバイスを現場の教育者たちはどのように活用しているのか、これらのメリットや懸念される点と共に見ていきたいと思います。   幼児教育でテクノロジーを活用するメリット 20年間にも渡る長期的な研究プロジェクトによると、子どもが4歳頃に受ける精神的な刺激が多ければ多いほど、「認知」と「言語」を司る分野の脳が将来的に顕著に発達していくことが明らかになりました。尚、ここで言う”精神的な刺激”には、新しいテクノロジーだけでなく、本やその他の教育玩具なども含まれています。 テクノロジーを活用することには、これまでの学習方法に勝る様々なメリットがあります。例えば、視神経とアウトプットを行う手との連携性、言語化能力、視覚的注意力、問題解決能力、動的な空間認知能力など、これらのスキルを効果的に向上させることができます。 幼児にとって、自分自身と家族が写っているデジタルの写真や動画を認識し、言葉にして表現することは、親や教育者とともに言語スキルを発達させるより良い機会をもたらします。 また、これらデジタル技術の発達によって、LINEやメッセンジャーなどのスマートフォンのアプリケーションなどを利用すれば、幼児でも写真やメッセージなどを送信し、大人たちと意図的にコミュニケーションを図ることができるようになってきたのです。 別の例を挙げれば、「Siri」などに代表される音声制御システムを使用して、子供たちの好奇心を駆り立てることもできます。 その他にもiPadなどのタブレット型デバイスではタッチスクリーン技術を用いることで、子供たちにタイムリーでパーソナルなフィードバックを行うことが可能になったことは教育分野における大きな進化と言えます。 教育者たちは、デジタル技術を用いて子供たちと共にコンテンツの作成やアイディアの具現化、学習内容の文書化など、様々な学習機会を設けることができます。 また、SNSやその他のプラットフォームを利用して子供の学習記録などを保護者や親と共有することもできます。 これら新しいテクノロジーの活用についての議論の中で、子供たちの身体能力の発達機会が失われてしまうことを危惧する意見があることも事実ですが、仮想ゲームデバイス(電子マットを用いたダンスステップゲームなど)やウェアラブルテクノロジーを使用した身体活動の測定など、デジタル技術を活用して新しい観点から身体活動を促進することを、オーストラリア幼児支援団体(ECA)は提案しています。   適切なテクノロジーの活用方法 幼児期の学習にデジタル技術を活用することには多くのメリットがありますが、教育従事者と保護者は子供たちの過度なテクノロジーの使用について注意し、適切なアプローチを行う必要があります。 オーストラリア政府は、デジタルデバイスの過度な使用により子供たちが無意識下に長時間座り込んでしまう習慣を形成しないように警告し、2歳以上の子供たちには1日1時間以内の使用制限を設けることを提唱しています。 デジタル技術の使用が、身体運動の機会を置き換えてしまうことがないように、適切な管理が重要であると考えています。 また、研究者たちが危惧しているのが「睡眠」です。 寝室でデジタルデバイスを使用する習慣があると、幼児の睡眠の質が大幅に低下することが明らかになっています。 さらに子供たちの健康は、デジタルゲームからの影響にも左右されていることが調査から認められています。 […]

【おすすめ!語学学校】Inforum Education Australia @ Southportエリア

こんにちは! HelloKids事務局のYutaです😃   今日のゴールドコーストは、最高気温33℃と早くも真夏の陽気です🌞 日本では秋も深まり、そろそろ冬が近づいてきた頃でしょうか。   さて、今回はSouthportにある語学学校のInforum Education Australiaさんをご紹介致します。     こちらはHelloKidsでゴールドコーストにお越しの親御様にも人気の語学学校で、Southport Child Care Centreからも程近い場所にあります。     Surfers ParadiseやSouthport周辺にステイをされていれば、徒歩またはトラムで移動も大変便利なロケーション。   近隣には、ショッピングセンターのAustralia Fairや、水辺に広がる大きなBroadwater […]

日本とオーストラリア、家庭内での教育スタイルの違い

日本では先日、子供への体罰が法律で禁止されたことをご存知でしょうか? 一方、オーストラリアでは実はこれを規制する同等の法律はありません。 果たして、子供への体罰は禁止されるべきなのかどうか、日本とオーストラリアの考え方やアプローチの違いなどから考えていきたいと思います。 2019年6月、日本では国会での審議を通じて、親や保護者による子供たちへの体罰を取り締まる法律が制定されました。 この一連の動きは、”躾(しつけ)”という名の下に起こった、ある2歳の子供への児童虐待が発端となっています。 ”国は躾と言う名の暴力を認めないことを宣言したのです。” 西南学院大学の安部計彦教授は共同通信への取材にこのように答えました。 この新しい法律は、地域の児童相談所や関連団体に対して、情報共有と家庭内暴力に対処する組織間でのさらなる連携を図ることを義務付けています。 また、過去に児童虐待の経験を持つ両親に対して、政府と児童福祉センターは再発防止に向けたカウンセリングを実施することも必須となりました。 これらの日本の取り組みは、ヨーロッパをはじめイスラエルやブラジルなどを含む世界58ヶ国で実施されている体罰防止の動きを追従するものとなっています。 そしてさらにこのテーマについて考える際には、120ヶ国以上の国々ではすでに学校内における体罰も禁止されているという実態についても、私たちは理解しておく必要があります。 一方、アメリカをはじめカナダやイタリア、そしてオーストラリアなどを含む多くの西洋諸国では、今でも体罰が認められていることもまた事実です。   オーストラリア -正当防衛としての体罰- オーストラリア人の多くは、自国が自由を尊重し、現代的な法律によって整備された民主主義国家であることに誇りを持っています。 しかし、親や保護者が子供たちへの体罰を行うことは合法的に許可されており、いくつかの州では学校の先生たちによる体罰でさえも認められています。 これは、子供たちの年齢や体の大きさなどを考慮したある一定の状況においては、体罰が正当な理由を持つ防衛行為であるとみなされているからです。 例えばクイーンズランド州では、子供たちの誤った行動を矯正し、正しい躾を行い、適切に管理し、コントロールするために必要不可欠な行為は体罰に当たらないという取り決めがなされているのです。   子供を叩くことについての議論 国連はConvention […]